2010年5月21日、「第一回全国若手政治家サミット」が東京都文京区で開催されました。全国青年市長会と全国若手市議会議員の会の共催で実施されたもので、全国から青年市長と若手地方議員およそ150名が集まり、弁論大会と物産展が行なわれました。
江別市議会議員の岡英彦も弁論大会に出場し、地域の将来ビジョンを語るというテーマでしたので、「北東アジアの国、北海道地方政府から」という演題で未来の視点から、岡の考える北海道の形について弁論を行ないました。弁論の動画が出来上がりましたので、原稿と一緒にご紹介致します。
「演題;北東アジアの国、北海道地方政府から」全文
日本の皆さん、こんにちは。
私、北海道地方政府、江別自治区でシティカウンセラーをやっております岡と申します。
皆さまご存知の通り、2010年代初頭から地域主権の取り組みというのが進み、北海道は大幅な自治権を得た地方政府としての歩みを進めております。
この間、日本の国の政治は、いつまでたっても政治とカネの問題を解決できず、毎年のようにコロコロと首相が変わる権力闘争に明けくれ、全体から見ればたいして効果のない無駄の削減と言う改革ごっこにエネルギーを浪費してきました。
政治の混乱により、経済は低迷し、国債の利払いだけで首が回らず、社会保障に回す財源は枯渇し、先進国中まれに見る低福祉の国となっております。
一方、我々北海道は、政治と行政への信頼を取り戻すために、公務員の給与を地域の水準にまで引き下げ、議会を一部の利益団体の代表ではなく本当の意味での住民代表が選出され、住民と一緒に議論できる場に整え、また、様々な機会に住民投票を実施するなど住民自治の仕組みを整えてまいりました。
これらの取り組みによって得られた信頼をベースにして、消費税に地方独自の付加価値税を導入することで、社会保障の財源を生み出しております。
この財源をもとに、地方の病院でどんな病気でもどんな患者さんでも一通り診察することができる総合医を育成する医科大学を設立し、家族がいらっしゃらなくても一人暮らしでも必要に応じて利用できる介護サービスを整えることで、北海道内どの地域に暮らしていても安心して暮らせる社会を実現しております。
また、均質なサラリーマンをつくる教育ではなく、何事にもチャレンジする起業家を育てるような教育、さらには規制を改革し海外からの投資と人材を呼び込むことで、特に、恵まれた農産物を活かした食品産業分野と、アジア圏の中で独特な冷帯気候を活かした観光産業分野においては、次々と新しい企業、新しい商品・サービスが生み出されております。
医療や介護などの社会保障分野によって、北海道内全ての地域で基本的な雇用を確保し、高度な人材によって競争力のある加工食品とバイオ商品を海外へ輸出し、アジア圏から多くの観光客を呼び込むことで、日本からの税の再配分によらない自立した経済圏を作りあげることに成功しております。
今では、世界から、低迷する日本の中で特殊な地域として、北東アジアの中で小さくてもキラリと光る一国として認識されるようになってきております。
さて、以上のお話は、2010年の現在においては、まだ夢物語の1つです。
しかしながら、私は信じております。
若くそして志のある政治家の努力と行動によって、実現できる未来であると。
北海道は日本には無い魅力と多くの人材が様々なことにチャレンジできる可能性に満ちた大地です。
是非、皆さん、我々と一緒に、新しい北海道、日本とは異なる新しい国づくりを行おうではありませんか。
どうもありがとうございました。